こんにちは！
ハルです。
堀江貴文さんの『全ての教育は「洗脳」である』を読みました！
すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (光文社新書)
これ全日本人に読んで欲しいと思うくらいの良書でした。
内容としては
「学校とは国民を洗脳する場所である」
「学校教育は使いやすい労働者を大量生産するためのものである」
といったことが書かれています。
まあこの手の本は今までもありましたが
この本の良いところはそれが感情論ではなく
ちゃんと論理的に書かれているという所です。
学校がどういう経緯で作られたものなのか。
それを歴史的事実から述べられているので
納得できると思いますよ！
詳しい内容は話していきますが
「俺って会社勤め合わないや…」
「私は社会でやっていけるのだろうか」
こう思ってる人はぜひ読んでいただければと。
その悩みがすっきり無くなると思います。
学校が生まれた経緯
話は19世紀のイギリス、
産業革命にまでさかのぼります。
今でこそ子どもは守る物という認識ですが
当時は子どもというのは「労働力」でした。
工場が生まれ機械化が進んだことで
それまでの家庭内手工業に従事していた
人たちが一斉に職を失います。
それにより子供も大人も工場で
劣悪な環境の下、働かされた。
それにより猛烈な勢いで死んでいった子ども達。
これはさすがにヤバいということで
政府が主導して作ったのが学校です。
政府が学校を作った大きな理由が二つ
「子どもの保護」
「望ましい工場労働者として育てること」
政府にとっても工場というのは重要なものだった。
なぜなら工場の生産力はそのまま
国家の軍事力に直結しているからです。
だから
「使える労働者」
「ちゃんと上の言うことに従う都合の良い人間」
これが大量に欲しかったんです。
読み書きや計算ができて
指定された場所に毎日通い
遅刻はなどは許さず
リーダーの言うことに従う。
こういった人間を作るために出来たのが学校教育。
これ全部学校で身につけられることですよね。
学校で教えられるのは勉強だけではありません。
「社会に出て恥をかかないため」という名目で
常識、協調性、目上の人への礼儀、全体行動、規則を守ること。
これらがたたき込まれます。
それも必要以上に。
まさしく学校というのは工場＝会社の予行演習のようなものです。
雇用者にとって管理が楽な労働者。
これを育てるために子どもの頃から常識をたたきもう。
そうやって洗脳を施しているのが学校。
これが学校教育の実態です。
ほとんどの人がこれらに疑問を持ちません。
僕もそうでした。
周りに合わせるのが普通。
1人違う行動をとってはならない。
テストで良い点数を取るのが正義。
先生の言うことは絶対。
遅刻はダメだけど、先生が終礼で長話するのはOK。
こう思っていました。
だって子どもの世界って基本狭いから。
学校の先生や親がそう言っていたら
それが世界の真理だと信じてしまう。
子どもというのは良くも悪くも純粋です。
だから言われたことはそのまま吸収してしまう。
その特性を利用したのが学校教育だった。
起業家という存在が特別視されるのも同じです。
だって普通に学校行ってたら
起業しようなんて思いませんからね。
大学まで行くのが普通。
就職するのが普通。
終身雇用が当たり前。
そう教え込まれます。
そりゃそうです。
だって国にとっての都合の良い存在を作るのが学校。
そして国にとって都合の良い存在とは労働者です。
それに当てはまらない起業家という存在は異質以外の何者でもない。
じゃあ起業家は不幸で労働者は幸せなのか？
学校を卒業したら労働者(サラリーマンや公務員)になるのが当たり前。
じゃあ彼らは本当に幸せな存在なのだろうか？
僕はそうは思いません。
子どもの頃こう思っていませんでしたか？
「早く放課後にならないかな」って。
僕は毎日そう思っていました。
じゃあ今、あなたはこう思っていませんか？
「早く終業時間にならないかな」って。
僕は1年浪人したので、同年代の友達は既に社会人ですが
彼らはいつもいつも言っています。
「早く1日が終わって欲しい」
「早く休日になって欲しい」
「土日は昼まで死んだように寝てる」
「月曜日のしんどさが異常じゃない」
こんな毎日が本当に幸せなのでしょうか。
そんなことは無いはずです。
そしてそんなこと、彼らも分かってる。
じゃあなぜその上で働いてるのかというと
「働かないと生きていけない」と思ってるから。
会社で働くのが一番安全な生き方だ。
そう思っているからです。
でも本当にそうなのでしょうか？
会社というのは「大量生産大量消費」が基本です。
それは産業革命の時から変わらない。
政府が学校、ひいては労働者を作ろうとしたのは
それが国力の増強に繋がるからだと言いましたが
産業資本家(工場主)は違います。
彼らが工場で大量生産していたのは
それが「最も儲かるから」です。
昔は物が何も無かった。
だから形あるものが大量に売れた。
それは戦後の日本も同じです。
焼け野原で家も無ければ
テレビも冷蔵庫も家具もなかった。
だから「物」が飛ぶように売れた。
でも今はどうですか？
ほとんどの人は
家もテレビも冷蔵庫もストーブも
クーラーもお風呂も家具も全部持っています。
だから大量生産大量消費の社会じゃなくなってる。
昔からある企業はどこも赤字です。
つまり人々の需要は
ニーズ(必要な物)からウォンツ(欲しい物)に変化している。
そのウォンツを満たすことが出来るのが
「個人」であり「インターネット」なんです。
企業が手を出さない狭い市場で戦うことが出来る。
狭いといっても100万円1000万円くらいなら十分稼げます。
僕もそういう人を沢山見てきました。
昔は大量生産じゃないと稼げなかった。
そこには工場が必要で、従業員が必要だった。
だから起業のハードルはとても高かったし
失敗したときのリスクが半端じゃなかった。
でも今は違います。
パソコンさえあればビジネスが出来る。
そこに必要なお金なんて月1000円程度だし
失敗しても失う物はなにもない。
起業は危ない！就職こそ安定だ！
これらは国の洗脳の結果です。
国は都合の良い存在を必要としていて
それを作るために学校がある。
就職は安定だ！
これは洗脳の結果生まれた考えなのです。
まずそこを認めましょう。
それからどうやって生きていくのか
「自分で」選べば良いのです。
「会社に行くのがしんどい」
「これからもこんな生活を送るのかな」
「ここでやっていける気がしない」
そう思うことがダメなわけでも
決してあなたが社会不適合者というわけでもありません。
ただ生きる場所が違うだけなのです。
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サラリーマンの方なら余裕だと思います。
僕だって頭は昔から悪いですし笑
こちらの記事もお勧めです
色々やってきた僕だから分かる情報発信するメリットについて
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